私達のからだを守っているのは
食べ物を分解してくれる微生物の働きです。
彼らが作った栄養物によって
私達の細胞は生かされ命を保っています。
こう考えてみると、食べ物は私達の物というよりも
体内にいる微生物の食べ物のようで、
彼らとの共栄関係になっているようです。
土と人間の腸は同じだと言われています。
土1gの中には数億以上の微生物がいるように、
人間の腸の中にも60兆以上の微生物が住んでいます。
畑は化学肥料と農薬
からだも食品添加物と合成保存料によって
バランスは崩れてしまいました。
食べても栄養にならない野菜
病弱で免疫力の低い身体になってしまいました。
私達の身体は食べ物が進化(変態)したようなものなので、
畑には人間の食べ物と同じ物を入れたいと思っています。
浄化能力のある灰や安心できる(食べられる)堆肥。
腸内微生物が元気になる野菜をつくりたいと思っています。
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有吉佐和子の「複合汚染」を読んだ
有機農業を目指そうと思った
30年も前のことだ。
畑の中 と 体内微生物
2004年9月3日号より掲載
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鈴木農園 鈴木良一・伸子
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